健太郎

第5話

この半端童貞、ついにいくとこまでいきました。


ジョーダンでしょ?健太郎

 

今日の健太郎も、なんか変だった。

「元気ないじゃない。悩み事でもあるの?」

「う・・ん。オレ、もしかしたら結婚するかもしれない。」

「け、け、け、け、けっこん?」

「うん。」(気、失うかと思った。)

「健太郎さん、この間、彼女と別れたって言ってたよね。」

「その彼女とは違う人なんだ。今の彼女は。4ヶ月くらい付き合っているんだ。でも・・」

「えっ? 彼女は今、いくつ?」

「・・・18。」

「ええーっ?じゅうはちぃー? まさか・高校生?」(援助交際?)

「違うよ。働いてるよ。スナックで。でも・・最近わかったんだけど、彼女、

 一度離婚してて、子供がいるんだよ。」

18でバツイチ?しかも、子持ち?大丈夫かなぁーアブナイなぁ。

「どこで、知り合ったのよ。そんな若い子と。」

「彼女の勤めているスナックのママさんの紹介なんだ。」

前と同じケース!ますますアブナイぞー)

「じゃ、健太郎さんも年貢の納め時だね。おめでとう。よかったね。

(とりあえず、お祝い事だよね。結婚するって言うんだから。)

「でもさー、色々問題があって、困ってるんだよ。」

「まぁ、結婚って準備や、親のこととか、確かにたいへんだよ。

 でも、幸せになるんだから しばらくは我慢しなくちゃ。」

その後、話を聞くとどうもそうでもないらしい

聞きたい。でも、聞くのが怖い

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ。

 

つづきは・・・・ 来週?