恵子ちゃん
第4話

見事なくらいに予想通りの展開!
見ているぶんには楽しいよね。


夏子の「エコエコ・アザラク」

 

「もしもし?かもネギさん?ひさし振りー・・・

 私・・・誰だかわかる?

 ・・・・・・うん、そう。恵子ちゃん。

 いまさぁ〜(酔)うぃ! 店に来てるんだけど一緒に飲もうよ〜。

 ・・・・・うん、うん、じゃ、待ってるね」 がちゃ!

「ママー、来るってさ」

 

その時、私とお話していたのは常連さん。

この人は割と店の内部事情に詳しいのでつっこんだ話ができるのだ。

なつ「ねぇ、かもネギさんは何分で来ると思います?」

 堀「なっちゃんはどう思う?」

なつ「賭けましょうか。そうだなぁ、、10分以内に来る!」

 「じゃぁ、、オレは15分以内に来る!に賭ける」

なつ「勝った方がなにかおつまみ一品おごるってのはどうかしら?」

 「いいよ」

ちなみに、かもネギの家は店から歩いて10分ほどの所にある。

それは堀さんも知っている。

私は、「駆け足で来るだろう」と思ったのよ。

危険な賭は百も承知!

かもネギの情熱に賭けてみたくなったの。

手抜きだなあ←どこから手に入れたんだ!しゃれこうべ(笑)

 

「こんばんわ〜」

「かもネギさ〜ん(酔)ひさしぶりぃ〜ん」

 

 「超早えぇー!5分で来たよ・・・」(ひそひそ)

なつ「よっしゃー!勝った!(小声で)

   ちみちみ、まだ修行が足りないね。

   遠慮なくご馳走になるよん。ありがと」(こそこそ)

  「ママー!ビーフシチュー下さい!大盛りで!

 「ちっ!負けたぜ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「かもネギちゃーん!ずいぶん早かったけど駆け足できたの?」(にやり)

かも「・・・・ん?車!」

 

一番かわいそうなのはかもネギ。

一番喜んでるのは恵子ちゃん(タダ酒)とママ(今日の売り上げ倍増)。

一番幸せなのは私(ビーフシチュー)。

その後、堀さんの「普通、歩いてくるよなぁ」の独り言を、

シチューを食べながら聞き流していたのは言うまでもありません(笑)。

めでたしめでたし。

 

つづきはかもネギコーナー

・・・・・・でね!