おしつけられまショウ
理不尽だなあ・・・ つらいなあ・・・

続きです。ひと月経ちました・・・。


いいさ、苦労するさ。

 

で、やっぱり苦労しています。

なんせ、「青空一人きり」(by井上陽水)だから(笑)。

5年前「太平洋ひとりぼっち」と同じぐらい心細いね。

今、一番不安なのが、

「仕事、遅いんじゃないの?」と思われること。

すごく早いと思うんだけど、なかなか目に見える成果としてでてこないものだからね。

「あの人、部屋にこもって何やっているの?」

って声が嫌でも聞こえちゃう(笑)。

コンピュータに対するスタンスも一般企業とはちょっと違う。

なんせ事務の女の子が、

「今のやり方が一番わかりやすいのに、なぜシステムを変えるの?」

って反発するくらいだからね。

言いましたよ。

「コンピュータを使うのは便利な道具だからです。

 そろばんから電卓に時勢が動いたように、

 電卓からコンピュータに時勢が移っているだけです。

 電卓、使っているでしょ?

 今のあなた方の仕事量が半分になりますよ、使いこなせば!

でもね、生理的に受け付けないみたいですね。

「間違えたらどうするのかしら?」だって。

手書きの計算の方が間違えるって(笑)。

今時、手書きの給与明細出す会社なんてないぜ!

少なくとも六十人から働いているんだから!

 

ま、そんなだから苦労しています。

仕事を始めてすぐに第一関門!

「すいません、これやって下さい」

「こんな電話がかかってきているんですが・・・」

んー、一人にしていただけませんか?

事務所の中に入った時、最初の朝礼で言ったでしょ?

「たぶん、画面に向かってしゃべっているときがあると思います。

 そんな時は絶対話しかけないでね!」って。

お構いなしです(泣)。

戸を開けながら話しかけてくるんだから、気づくわけない。

二週間して言いました、社長に。

「たぶん、何年経っても、社長が考えているものはできないと思います」って。

でもね、今はまだいいんだって。

オレがこの仕事を理解するのがさきだって。

それから、事務の女の子にどんなにコンピュータが必要か教えることがさきだって。

じゃあいいや!

って思ったけど・・・・

 

悔しさもあったし、”見せる部分”も必要だろうって。

本末転倒だけど、

「一つの処理をその場で完了する、小さなデータベースをたくさん作る」

ことにしましたよ。

これで、どんなに便利な道具かわかるでしょ?コンピュータが。

手始めに「給与計算」だっ!

日給月給の計算だからね、大変なんですよ。

(ちなみに今までは3日かかっていた)

仕事の種類によって日給が違うし・・・。

「手計算との差を見せてやる」って思ったけど結構大変だった。

残業の単価まで仕事の内容によって違うんだもん。

当然、人によっても値段が違う(泣)。

でも、五日で出来たから良い方か!

ほとんど出来上がったところで、担当の人(社長の奥さん)から言われたのよ。

「こういう計算式で雇用保険料も出せるわよね?」

「出せます!」

「加入している人と、いない人がいるんだけど大丈夫よね?」

「大丈夫です!」

出来れば作っている最中に言って欲しかったよね。

 

上の会話が、5月1日。

あれ?明日からゴールデンウィーク?

給料の締め日は月末でしょ。

給料日は・・・・10日でしょ?

・・・・・時間がないやんけ!

いいよ、家でやるよ!半日もあれば出来るでしょ。

明けて5月2日、家のコンピュータが「フリーズ」。

その日は復旧ならず。

原因判明!ハードディスククラッシュ!

5月3日、Tよりハードディスク来る。でも夜(泣)。

3時までかけて、98をインストール。

(ちなみに、謎の9800互換EPSONマシンはDOS/V機になりました)

5月4日、ソフトの構築。(なぜ丸一日かかるかは秘密(笑))

5月5日、イベントでTと飲む。なっちゃんもいっしょ。

悪いね、Tちゃん。付き合わせて!

酔っぱらっていたのに。

おかげで「立派なソフトになりました!」

で、なんとか間に合ったと思ったら・・・・・

 

5月6日、担当の奥さんは来ない!

社長と伊豆に旅行中。

午後2時に会社に来ました。

「給料の計算は明日にしましょうね」

5月7日は金曜日、「間に合うのかい?」

まぁいいや!そのためのプログラムじゃん!

現金の用意はオレの仕事じゃないよ!

 

続けましょうか?