おしつけまショウ
理不尽だからしょうがないよね

今回は私、理不尽ではありません。
理不尽なのは金儲けのみを考える企業じゃ!


みなさんこんばんは。

なんとも忙しい身になってしまって更新もままならずで、

このままでは大見得切った割にはたいしたこと無い人間になってしまう。

で、ホントはこんな事やってる場合ではないのだが久しぶりに手を着けようと

思った次第であります。

 

今回からはシリーズ「大企業との戦い方について」です。

まあ、そんな大仰なものではないのですが四年ほど前の体験談をしてみようかなと。

 

平成三年十二月、世間はバブルの陰りが出てきた頃でした。

トヨタのセールスマンをしている友人から電話がありました。

「ちょっと台数が足りないので買い換えを考えてよ」と。

当時商売をしていたので車は消耗品、

その時の車はその人から買ってからすでに二年、六万キロあまりを走っていました。

査定もそこそこ残っていたので買い換えを決定!

今度はちょっと速そうなのが良いなと当時出たばかりの

カローラセダンGT1600(AE110)を新車購入いたしました。

DOHCの5バルブエンジンはYAMAHA製でオートバイ好きの私は結構喜んでいました。

車重があるので軽快とはいきませんが速度がのったときの中間加速は、

結構気に入っていたのです。

普通のカローラと一見して区別が付かないのも良かったな。

GTのロゴをはずしてXEに付け替えるなんていう逆ステッカーチューンもしていました。

「んー、羊の皮を被った狼だぜ」なんてね!

第三京浜や首都高で全開遊びとかしてね。

それが、二年半たって距離も六万五千キロに届こうというとき異変発生。

ベルトがひゃーひゃー鳴っていた。

こりゃあかんなと近くの

トヨタカローラ神奈川の権太坂の

横浜営業所に点検を依頼したのです。

答えはジェネレーターのベルトのひびわれと硬化。

その時の点検でドライブシャフトのブーツが切れてグリスが出てきているのも発見!

すぐに修理を依頼した。

翌日電話、

「修理完了いたしました。明細は何とかベルトいくら、何とかブーツいくら、

  それからタイミングベルトいくら、工賃は保証期間ですので必要ありません」

「あのー、タイミングベルトの交換は頼んでないんだけど」

「いえ、交換しましたので部品代はお払いいただかないと」

「いや、駄目なものを交換するのは良いけど普通は電話番号もわかっているんだから

  『交換しないと危ないのでついでですからどうですか?』

  と確認するのが普通じゃないかな?

  じゃあ、あんたは『このカローラはもう駄目なのでクラウンに変えときました、五百万です』

  って言って通るの?」

あやまりゃいいものを火に油を注ぐ言い方をするんだなこれが。

だから、大した値段じゃなかったけどつっぱねちゃった。

「もとのタイミングベルトに戻してちょうだい。

  いったんもとの状態に戻してもらって改めて修理の注文するから」

あくまで謝ろうとしないならそう言うしかないでしょ?

うそでも「お電話したんですがいらっしゃらなかったもので勝手にやらせていただきました」

とでも言ってくれれば「手間かけて済みませんねー」と万事丸く収まったのにね。

車を取りに行っても「いくらになります」の一点張り。

一言謝れ!って言いたかったよ。

「上の方の人を連れてきて」というこちらの希望に出てきたのは

サービスマネージャーの肩書きを持つ

窪田 純

依頼していない修理をされたこと、

修理をするならば承諾を得るのが本筋ではないかということ、

あげく「直してやったのにその態度は何だ」とでも言いたそうな横柄な態度の社員のこと、

それら全てを告げて、

「改めて修理依頼をするのでもとの状態に戻してください」

「お客様の言うことはもっともです。

  ですが危険なものを察知して交換したということもわかってください。

  今回の部品代は頂きません。もとのベルトは危険ですのでそのままお乗り下さい」

そこまでちゃんと対応してくれたら払わにゃなるまい。

しかし今度はこの窪田という人間が

「これきりではないので今回の部品代は頂きません」と言うのよ。

「では今後ともよろしく」と円満にこの事件は解決しました。

だが!

 

 

長いから続きますよ。